サーボ基板の焼損
「中古Robi完全解剖!故障箇所から見えた構造的弱点」で述べたサーボ基板が焼けている事例について。
【症例報告:サーボ内部基板の熱損とハーネス噛み込みリスク】
分解診断において、1件のサーボで重度の基板焼損が確認されました。
- 状態: ハウジング樹脂が熱変形・溶融し、内部コネクタと溶着。
- 推定要因: 可動部またはフレーム締結部でのハーネス挟み込みによる電源ライン短絡(ショート)、もしくはモーター拘束に伴うドライバICの過電流破壊。
- 被害範囲: 短絡電流が信号線(シリアル通信ライン)側へ回り込むことはなく、同系統に連なる他サーボや制御基板の破壊は回避。
バス接続(デイジーチェーン)を採用している機体では、1箇所の電源短絡が電源ラインの電圧降下や最悪の場合は他モジュールの道連れ破壊を招くリスクがあります。配線ルートの保護と、フューズや電流制限による回路保護の重要性を示す実例と言えます。新しく設計するマイコンボードにはこの点を加味した保護回路を設ける事を考えます。

この基板の修復は断念し(無理)、ギヤを回収してギヤ欠けのサーボを1台復活させた。

